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アッと@ホームページスタッフ(中小企業診断士見習い中)のタッキーがお届けします。
第3回 SNSのビジネス活用
前回は、「SNSって何?」ということで、代表的な3つのSNS(Facebook、Twitter、Instagram)についてご紹介しました。今回は、「SNSのビジネス活用」について、ご紹介したいと思います。
SNSをビジネスで活用するには、それぞれのサービスの特徴を考慮した使い分けが必要です。Facebook、Twitter、Instagramの各サービスの特徴を簡単にまとめると、以下の表のようになります。
実名/匿名 | 実名 | 匿名 | 匿名 |
拡散しやすさ | 〇 | 〇 | △ |
企業用ページ | 有り | 無し | 有り |
クーポン配信 | 有り | 無し | 無し |
広告機能 | 有り | 無し | 有り |
特徴 | 多機能 | お手軽 | 写真・動画 |
Facebookは実名で利用するSNSで、企業が利用する場合、通常「Facebookページ」と呼ばれる企業用のページを作成します。Facebookページに「いいね!」をした人やその友達は、そのページの最新情報を知ることができるため、Facebookユーザーと接点を持ちたいと考えている多くの企業がFacebookページを開設しています。
イベントの案内やアンケートを作成することもでき、ページを閲覧した人の属性(性別や年代)を分析することもできます。Facebookページへの「いいね!」をしている人が50人以上いれば、クーポンを作成して配信することも可能です。
参考にしたいFacebookページの例として、以下のようなものがあります。
H.I.S Japan
https://www.facebook.com/H.I.S.Japan
おススメの観光地が、綺麗な風景や美味しそうな料理の写真とともに詳細に紹介されており、見た人が行きたくなるよう、それぞれの観光地の魅力をしっかりと伝えています。
Twitterは、しっかり作りこんで投稿することの多いFacebookに比べて、文字数制限があることもありやや緩やかな投稿が多く、高頻度の投稿にも適しています。Twitterユーザーは、Facebookユーザーに比べて年齢層が低い傾向にあるため、若年層のユーザーにアプローチしやすいという特徴があります。
また、SNS用のキャラクターをつくり、そのキャラクターがつぶやいているように仕掛けることで、親近感を抱いてもらったり、企業イメージとは違った印象をユーザーに与えることも可能です。
例えば、ローソンでは、「あきこちゃん」というキャラクターをつくり、あきこちゃんが新商品や季節の商品をおススメすることで、親しみやすい印象をユーザーに与えています。
https://twitter.com/akiko_lawson
Instagramは、写真や動画を中心としたSNSで、特に若い女性に良く利用されていますので、若い女性がターゲットで、ビジュアルに訴える商材を扱っているカフェやアパレル系などを中心にビジネス利用が広がっています。
Instagramには、Twitterの「リツイート」や、Facebookの「シェア」のように投稿を拡散する機能がありませんので、「ハッシュタグ」(”#”が頭に付いた検索キーワード)を複数付けて同種の投稿を探しやすくするような工夫が必要です。
以下は、スターバックスのInstagramアカウントです。新作フラペチーノやドリンクの楽しみ方などを紹介しており、投稿に対してユーザーが「飲みたい!」、「美味しかった!」などとコメントを入れて、盛り上がっています。
https://www.instagram.com/starbucks_j/
以上、代表的な3つのSNSのビジネス活用についてご紹介しました。SNSをビジネスで活用する目的としては、「美味しそうな新商品の写真を載せたり、クーポンを配信して実店舗へ来てもらう」、「ホームページへ誘導して申し込みや問い合わせをしてもらう」といった、「集客」が一番の目的になります。
アッと@ホームページでは、FacebookやTwitterと連携させ、ホームページ上でFacebookページの「いいね!」をしたり、Twitterのツイートを載せることもできますので、集客・売上アップのために、SNSを活用してみましょう!
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